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「偏見」と「意識してしまう」ということは、別なのかもしれないと考える。私もいくら知識があっても、感染者を意識してしまう気持ちはある。これは、自分は感染したくないという防衛反応ではないかと思う。感染する不安や怖さが生じてしまうのは、みんなが感じる当たり前のことなのかもしれない。たとえ、どんなに大切だと思う人にでも、そんな不安からはじめは意識してしまうのは仕方ない。共に過ごす中で、「ふつうに日常生活を送る中では、平気だ。」と気付いていくことで、徐々に意識しすぎることもなくなるし、偏見もなくなるのではないか。
以前に、HIV感染者の父親に「本人を傷付けてしまう言葉とは何か?」と聞かれたこともあったが、常に傷付けずに寄り添いたいという気持ちがあれば、これから本人に接するうえでの不安も自然になくなっていくのではないかと伝えたこともあった。
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